承継
この想いでサイトは、 畑 (ムツゴロウさん)さまを承継するために作成されました。

享年88歳 、誕生日 1935年3月17日、命日 2023年4月5日
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関連リンク


  •  ライオンの頭を無防備になで、ワニの口に笑顔で頭を入れる。ライオンに右手の中指を食べられてもまったく懲りる気配すらない。“動物愛”という枠を大きくはみ出した畑さんの生き方は日本中を魅了した。1980年に始まった「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」はあっという間に人気番組になり、平均視聴率は20%に迫った。
  • しかしTVシリーズは2001年に終了し、2000年代後半には北海道の中標津から東京のあきる野市に移転した「ムツゴロウ動物王国」も閉園。3億円とも言われる巨大な借金を抱えたが、それもあふれるバイタリティで完済し、北海道の中標津にある大自然に囲まれたログハウスで生活。

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軌跡

ムツゴロウ動物王国

  • 「ムツゴロウ動物王国」は原則非公開だったため、北海道で培ったノウハウを生かし、「都会の人々に動物にふれあってもらう」というコンセプトで、2004年7月28日東京都あきる野市東京サマーランド内の約9万m2の敷地に観光施設としての「東京ムツゴロウ動物王国」を開園。北海道には一部のスタッフや動物が残留するのみとなった。
  • 東京ムツゴロウ動物王国は集客が伸びず、2006年10月14日、「ムツゴロウ動物王国」の運営会社だったグローカル21が破綻し、負債総額8億円に上ることが明らかとなった。その後運営主体を畑正憲のプロダクション「ムツプロ」に暫定的に移すも、2007年10月17日、東京都あきる野市の「東京ムツゴロウ動物王国」が2007年11月25日で閉園、活動発祥の地である北海道へ戻ることが発表された。
  • 東京ムツゴロウ動物王国の運営資金を個人保証で借り入れていた関係から、個人としても約3億円の借金を背負ったが、執筆・講演活動などの収入で約8年間かけて借金を完済した。

生涯

  •  1935年に福岡市で生まれ、旧満州で幼少期を過ごした。54年に東京大学に入学し、理学部生物学科で学んだ。大学院を経て学習研究社に入り、動物の記録映画の製作に取り組んだ。
  •  68年に退社すると、作家活動を本格化させ、「われら動物みな兄弟」で同年の日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。
  •  71年に北海道浜中町の無人島・嶮暮帰(けんぼっき)島に家族で移り住み、翌年には「ムツゴロウ動物王国」を対岸に開いた。「ムツゴロウの青春記」「ムツゴロウの動物交際術」など多くの著書をあらわし、77年には菊池寛賞を受けた。
  •  80年にフジテレビ系列で「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」の放映がスタート。畑さんと動物たちとのふれあいが人気を博し、20年以上続く長寿番組となった。86年に公開され、大ヒットした映画「子猫物語」では監督を務めた。
  •  2020年からはユーチューブにチャンネルを開設し、自身の半生や動物との思い出話を発信していた。
  •  11年の朝日新聞記事では、最近の子どもたちに思うこととして「命あるものとの交流が減っている」と指摘。「学校でカエルの解剖さえしなくなっている。『命を殺すから』というんですが、それは科学でもなんでもありません。生きていくにあたり、生き物に体ごとぶつかるというのはとても大切なことです」と語っていた。

報告

麻雀が趣味(プロ)

ファンファンさんが2023年5月25日に投稿
  • 日本プロ麻雀連盟に於ける段位は九段。麻雀の腕は相当のもので、2012年現在も存在するタイトル戦「十段戦」は、あるプロ雀士[誰?]が「連盟の最高位は九段だが、ムツゴロウさんは十段の実力の持ち主」と評したことにちなんで創設された。畑自身は「入団テストを実施するよう提案したとき、自分もそれを受けて九段の人間に圧勝し、九段と認定された。翌年に九段の人間の誰が一番強いのか決めようということで十段を作った」と語っている。ちなみにこの大会には自ら出場し3回優勝している。
  • 徹夜を厭わない性格から、徹夜麻雀が非常に得意であり、ムツゴロウ王国では誰かがぶっ倒れるまで麻雀を打つことがしばしばあった。これをコンセプトとして、不眠不休で半荘50回を打ち続ける「雀魔王戦」というタイトル戦が日刊ゲンダイの主催で行われていたこともある。この大会にも自ら出場し第1回・第2回と連覇している。後に本人が語ったところでは「39歳の時に胃がんになって胃を全摘出し、いつ再発するかもしれないという不安に悩まされていた際に、僕を救ってくれたのが麻雀だった」とのことで、当時は「10日間不眠不休で麻雀を打ち続けた」こともあるという。
  • 麻雀以外の趣味は囲碁。アマチュア五段の腕前。50歳頃から絵も描き始め、年に1回のペースで個展を開催している。競馬も好きだが、それを話すと世間のムツゴロウのイメージとのギャップに驚かれるらしい。