徳川家康の健康オタク
江戸時代の平均寿命は35~40歳程度、平均寿命の2倍以上生きた人たち その一方で、漢方薬を自分で調合するなど、独自の健康法を実践していたとされる徳川家康は、享年75歳(諸説有り)です。
徳川家康の健康オタクぶりに驚愕!食事・運動・薬学まで…まるで管理栄養士
家康は、若い頃から健康にはとても気を配っていた。乗馬や鷹狩り、水泳を頻繁におこなって身体を鍛え、贅沢な食べ物を食べずに麦飯など粗食に甘んじていた。さらに薬学に興味を持ち、自分で薬を調合し、それらに「万病丹」「銀液丹」などと名を付け、常用して健康の維持に努めていた。孫の家光が重病にかかったときも、自分が調じた薬を与えて見事に回復させている。このため70歳を過ぎてもたいへん元気だった。当時としてはかなり驚異的な体力といえる。