承継
軌跡

生い立ちー大リーグへ

  • 1889年に山梨県甲府に生まれる。父は甲府電灯会社を創業。 11人兄弟の五男。
  • 1908年、19歳で早稲田大学に進学し、 野球部に入部。 外野手としてレギュラーになる。 1910年(21歳)、野球部がアメリカ運行をした際のメンバーにも選出された。
  • 1913年、24歳のときにイリノイ州の私立大学ノックス大学へ留学。 当時は白人しか入学を認めない学校が多かったが、同校はアメリカ中西部を代表するリベラル校で、 黒人と女性に最初に門戸を開いた大学のひとつ。 三神は野球部に入部し、 主に遊撃手、時に投手を 務め、「この日本人選手こそは、わが大学チームの命であって、彼が走塁を始めたら、もう誰もアウトにすることができない」と校史に記 録されたほどの走塁を見せ、チームの中心選手となり、2年後にはキャプテンも務めた。
  • 1914年(25歳) 夏休みに有色人種(当時の大リーグでは有色人種は入団できなかった)を含めて編成される独立巡業プロチーム 「オール・ネイションズ」(後のカンザスシティ・モナークス〉に参加。 1916年(27歳) イリノイ大学に進学し経済学を専攻、 その後、三井物産に就職し野球から離れた。