音楽以外の活動
- 新宿高校の中学生時代、学生運動に参加し、バリケード封鎖を行う。大学では、武満徹が当時の音楽界の権力の象徴であるとして、武満徹を中傷するビラを配布した。しかし、武満の死後、坂本は武満が晩年に完成させようとしていたオペラをモチーフにした「Opus」を作曲した(アルバム「BTTB」に収録)。また、ニューヨークで会った2人は、いつか一緒に仕事をすることを約束した。若い頃は退廃的な考えを持っていたが、野口晴哉の著書『風邪の効用』やオペラ『LIFE』制作のための取材で健康的な考え方に変えたという。作家や思想家など知識人との交流が深く、作品に影響を与えることも多い。
- 平和や環境に関する問題にも積極的に取り組んできた。1999年には、GLAYやMr.ChildrenなどのミュージシャンやDJ KRUSHらとともに、地雷除去活動を支援するチャリティーソングを制作した。同時期から、楽曲の中で環境・平和問題への言及が多くなる。
- 2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被害を受けて、坂本は「柏崎刈羽原発おやすみ」運動を展開し、原発への批判を度々表明してきた。
- 2012年1月11日、自身が代表を務める森林保全団体more treesが運営するプロジェクトで活動
- 数多くのチャリティーコンサートを実施、無償での被災地の幼稚園・小・中・高校に対し、楽器関連の復興支援を行うための『こどもの音楽再生基金』、被災地支援参加型プロジェクト