生い立ち
- 福田は薬剤師の次男として大阪で生まれた。兄は2歳の時に亡くなっている。姉と妹が1人ずついた。乳児脚気のため、3歳まで奈良の母方の実家に預けられる。1930年、大阪市立難波塩草小学校(現・大阪市立塩草立葉小学校)に入学する。性格は明るかったが、学校は嫌いで、悪ガキでもあった。母の実家の周辺には古墳が多く、土器の破片や石の矢じりなどをよく集めていた。また、当時の少年たちにとって特別な存在ではなかったが、大陸の馬賊に憧れていた。この夢は、後に戦車隊の小隊長になることで実現する。
- 愛称は "大阪ひろし"。幼少期は大阪・難波に住んでいた。奈良県當麻の母の実家に里子として送られた。古今東西のあらゆる分野の本を読み、釣りや将棋の本まで読んでいた。