障がい者福祉
幼少期に出会った、目の不自由なおばあさん
仕事ができる環境を与えてもらった、これが後の人生を拓いた
その恩を返したいという想いを生涯抱き続けた
「何かを施す慈善より、障がい者自身で仕事をし、自助自立できる環境を作ることが福祉につながる」
その早川徳次の熱い想いに、不遇の戦盲者たちはひとすじの希望の光を見いだした。
そして死に物狂いで仕事に打ち込み、その誠意と情熱で自ら自立する道を切り拓いていった。早川徳次とこの失明者たちの熱意と努力は、障がい者のための事業と雇用を創造し、世の中に貢献した。
仕事ができる環境を与えてもらった、これが後の人生を拓いた
その恩を返したいという想いを生涯抱き続けた
「この時の井上さんに引かれた温かかった手のぬくもりは、今なおこの私の手の中に残っている。私の生涯の門出は、盲目の井上さんによってひらかれたのであった。」=== 早川徳次著「私の考え方」より ===
シャープ創業者 早川徳次が幼少期の体験で得た「働けること」への喜びは「報恩感謝」の心となり、障がい者福祉への強い信念となった。「何かを施す慈善より、障がい者自身で仕事をし、自助自立できる環境を作ることが福祉につながる」
その早川徳次の熱い想いに、不遇の戦盲者たちはひとすじの希望の光を見いだした。
そして死に物狂いで仕事に打ち込み、その誠意と情熱で自ら自立する道を切り拓いていった。早川徳次とこの失明者たちの熱意と努力は、障がい者のための事業と雇用を創造し、世の中に貢献した。