勅使河原蒼風「草月五十則」
- 第1則 花が美しいからといって、いけばなのどれもが美しいとは限らない
- 第2則 正しいいけばなは、時代や生活と遊離していない
- 第3則 精神に古今なく、作品は変転自在
- 第4則 一輪、一と枝、の強調。大自然を圧縮したような一瓶
- 第5則 花と、語りつついける
- 第22則 上手な人ほど、器前、器後の仕事が入念
- 第23則 花は大切にすること、花は惜しまぬこと
- 第31則 いけばなは絵だという、音楽でも、彫刻でもある
- 第35則 家庭だけが場ではない。個人的な場、公共的な場
- 第36則 花の色だけでなく、器も、台も、壁も、光線も
- 第39則 環境から生まれたように
- 第44則 重複がないかを見る、強調があるかを見る
- 第47則 花を、器を、場所を、探す努力
- 第48則 意外ないけ方がある。意外な題材を忘れている
- 第49則 新、動、均、和、の四原則。線、色、魂、の三拍子
- 第50則 見る目と、造る手と、片寄らぬ精進